あなたは自分が必要な睡眠時間を知っているか
何時間眠るのがいいのだろう、忙しい日々の中でこの疑問があなたの頭のよぎったことがあるだろう。誰しも最低限これだけ寝ればいいというという目安があるのであれば知りたいものだ。あなたに必要な睡眠時間について。
あなたが必要な睡眠時間は
当たり前だが、あなたが今日必要な睡眠時間は日中に溜まった心身の疲れを回復するための時間。一概に「あなたに必要な睡眠時間は◯時間というのも決まっていない」のが科学的には正しい答えだろう。
しかし、私達は気になるものだ。厳密には何時間寝ればよいのだろう。
睡眠時間については様々な研究結果から、6~8時間が目安なのではないかと考えられている。あなたも聴いたことがあるだろう。睡眠時間については誰もが疑うこと無く、この6~8時間が目安だとして考えられてきた。
どうやら私達に必要な睡眠時間が6~8時間であるという大まかな目安は間違っていないだろう。
忘れてはいけない睡眠負債という概念
2017年のユーキャンによる新語・流行語大賞のトップ10にこの「睡眠負債」という言葉はノミネートされている。借金のように眠りが積み重なっていき、あらゆる不調を引き起こすことになるというこの言葉は日本人にとっては無視できない言葉であり、多くの人を動かしたのだ。事実、厚生労働省の調査によると20歳以上の成人で睡眠時間が6時間未満のひとは4割、しかも「睡眠で十分に休養が取れていない」と考えている人の割合もこの数年間は増加傾向にある。あくまで最低限の目安である6時間すらも40%の人が確保できていないのだ。日本が「睡眠負債大国」と言われるのも頷けるだろう。
時間だけが全てではない
大切なのはあなたの睡眠を構成する要素は睡眠時間だけでなく、睡眠の深さもあるということ。スタンフォード式の考え方で言うならば、眠りの時間と眠りのはじめの90分間でどれだけ早くノンレム睡眠に達することが出来るかというのが重要なのだ。
睡眠の質を深めるためにあなたがすべきことは、眠りに入るまでの準備だ。
寝る前での準備であなたの睡眠が決まっていると言っても過言ではない。
睡眠を制するものは一日を制する
1.あなたが満足できる時間が大切
2.時間だけが全てではない
一言で言ってしまうと、あなたが必要な睡眠時間は断言できるものではない。あなたのみぞ知るものと言えるのだ。
一日でどのくらい眠れたかどうかが次の日の生産性に影響を与えていることは感覚的にも深く理解できるだろう。睡眠不足は生産性の低下だけでなく、生活習慣病やうつ病などの精神疾患のリスクにもなりうる。
睡眠を制するものは一日、いや一生を制すると言っても過言ではないのだ。
必要な睡眠時間と環境を見極めつつ、あなたにとってより良い眠りを追求して欲しい。眠りに妥協することは決しておすすめしない。睡眠負債はあなたが気づかぬうちに溜まっていってしまう。
参考書籍:
スタンフォード式 最高の睡眠/西野精治
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