あなたは自分が必要な睡眠時間を知っているか

何時間眠るのがいいのだろう、忙しい日々の中でこの疑問があなたの頭のよぎったことがあるだろう。誰しも最低限これだけ寝ればいいというという目安があるのであれば知りたいものだ。あなたに必要な睡眠時間について。


あなたが必要な睡眠時間は

あなたはあなたが必要な睡眠時間を知っているだろうか。
当たり前だが、あなたが今日必要な睡眠時間は日中に溜まった心身の疲れを回復するための時間。一概に「あなたに必要な睡眠時間は◯時間というのも決まっていない」のが科学的には正しい答えだろう。

しかし、私達は気になるものだ。厳密には何時間寝ればよいのだろう。

睡眠時間については様々な研究結果から、6~8時間が目安なのではないかと考えられている。あなたも聴いたことがあるだろう。睡眠時間については誰もが疑うこと無く、この6~8時間が目安だとして考えられてきた。

アメリカで行われた寿命と睡眠時間の関係を調べた大規模な調査では、睡眠時間が7時間の人が最も死亡率が低く長寿でした。もちろん個人差はありますが、睡眠時間がそれよりも短くても長くても、寿命が短くなるとされています。心臓病の発生率と睡眠時間の関係を調べた研究では、7〜8時間睡眠の人が最も心臓病になりにくいという結果が出ています。
https://sleepdays.jp/articles/88
アメリカの調査によって上記のような結果も発表されている。

どうやら私達に必要な睡眠時間が6~8時間であるという大まかな目安は間違っていないだろう。

忘れてはいけない睡眠負債という概念

しかし、一つ忘れてはいけない考え方がある。スタンフォード式 最高の睡眠で述べられている「睡眠負債」という考え方だ。睡眠時間の目安はあくまで目安であって絶対条件ではないということだ。

2017年のユーキャンによる新語・流行語大賞のトップ10にこの「睡眠負債」という言葉はノミネートされている。借金のように眠りが積み重なっていき、あらゆる不調を引き起こすことになるというこの言葉は日本人にとっては無視できない言葉であり、多くの人を動かしたのだ。事実、厚生労働省の調査によると20歳以上の成人で睡眠時間が6時間未満のひとは4割、しかも「睡眠で十分に休養が取れていない」と考えている人の割合もこの数年間は増加傾向にある。あくまで最低限の目安である6時間すらも40%の人が確保できていないのだ。日本が「睡眠負債大国」と言われるのも頷けるだろう。

時間だけが全てではない

時間だけを目安において睡眠を測ってしまうと、本来の睡眠が担うべき役割を見失ってしまう。本来睡眠とは、心身の疲労を癒すこと成長ホルモンの分泌を促進して身体を成長させることにある。その効果が最大化される、十分に実感できることこそが睡眠において重要な指標であるべきなのだ。

大切なのはあなたの睡眠を構成する要素は睡眠時間だけでなく、睡眠の深さもあるということ。スタンフォード式の考え方で言うならば、眠りの時間と眠りのはじめの90分間でどれだけ早くノンレム睡眠に達することが出来るかというのが重要なのだ。

睡眠の質を深めるためにあなたがすべきことは、眠りに入るまでの準備だ。
寝る前での準備であなたの睡眠が決まっていると言っても過言ではない。

睡眠を制するものは一日を制する

忘れてはならないのは、あなたに必要な睡眠時間にとって重要なことは以下のとおりだ。

1.あなたが満足できる時間が大切

誰かと比較することや多くのサンプルのもと算出された睡眠時間の目安はあくまで目安に過ぎない。日中の活動内容や天候によって影響を受けるあなたの心身の疲労レベルに応じて睡眠のために確保するべき時間は異なる。隣の人が6時間の睡眠で足りているからと言ってあなたの睡眠時間が6時間でいいと言う理由にはならないのだ。あなたの睡眠時間はあなたが一番分かっている。

2.時間だけが全てではない

スタンフォード式 最高の睡眠 で述べられている通り、睡眠にとって重要なのは何時間眠るのかというだけではなく、どのくらいぐっすり寝たかも考えられるべきだ。時間だけを確保しようとした場合、忙しいあなたは眠りを犠牲にするという感覚を持たざるを得ないだろう。しかし、眠りは量と質の掛け合わせ。自分自身にとって最適な環境と時間を確保することを試みよう。
誰もが理解する睡眠の重要性。
一言で言ってしまうと、あなたが必要な睡眠時間は断言できるものではない。あなたのみぞ知るものと言えるのだ。
一日でどのくらい眠れたかどうかが次の日の生産性に影響を与えていることは感覚的にも深く理解できるだろう。睡眠不足は生産性の低下だけでなく、生活習慣病やうつ病などの精神疾患のリスクにもなりうる。

睡眠を制するものは一日、いや一生を制すると言っても過言ではないのだ。
必要な睡眠時間と環境を見極めつつ、あなたにとってより良い眠りを追求して欲しい。眠りに妥協することは決しておすすめしない。睡眠負債はあなたが気づかぬうちに溜まっていってしまう。

参考書籍:
スタンフォード式 最高の睡眠/西野精治
//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=1923562&p_id=56&pc_id=56&pl_id=637&url=https://books.rakuten.co.jp/rb/14657717/

スタンフォード式 最高の睡眠/西野精治
マンガでぐっすり!スタンフォード式最高の睡眠 /西野精治
//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=1923562&p_id=56&pc_id=56&pl_id=637&url=https://books.rakuten.co.jp/rb/15570859/

マンガでぐっすり!スタンフォード式最高の睡眠 /西野精治