日本でも注目を集める 瞑想とは

世界中でなんと5億人以上が実践しているという「瞑想」。世界で5億人ということは、世界中で約12人に1人が実践しているということです。日本に住む私達にとってはびっくりですね。今の日本では想像もつかないような人数だと思います。
 ですが、実際に海外ではミランダ・カーさんやレディー・ガガさんスティーブ・ジョブズさんが取り入れているそうです。日本ではサッカー選手の長友佑都選手やモデルの道端ジェシカさんが瞑想を実践していることで有名です。


梅雨も明けて本格的に夏が到来という感じがしますね。4月から新しい部署や職場に変わってようやく慣れてきたものはいいけれど、「毎日ストレスを感じている」「無性にイライラする」「心に余裕がない」などと感じている方、それって心の健康のメンテナンスが不足しているかも知れませんよ。今日は、そんな心のメンテナンスに繋がると言われている「瞑想」についてご紹介したいと思います。

瞑想とは

瞑想は、一言でいうと目を閉じて深く静かに思いを巡らせることです。
ただ、瞑想といっても、座って静かに行うものからヨーガのように様々な体位で行うものまで数え切れないほどのスタイルが存在します。なぜなら、瞑想は宗教や文化、歴史によって大きく形が変わるからです。瞑想とは何かを一言で定義するのは難しくなっていますが、一般的には、目を閉じて心を静めて無心になることや何かに心を集中させることを指します。
 瞑想は毎日実践することで、心を穏やかにする効果や心を整えることが出来ると言われており、より良い状態の自分に近づくことが出来ると考えられています。
アメリカの瞑想で有名なheadspaceでは瞑想は以下のように定義されています。
Meditation isn’t about becoming a different person, a new person, or even a better person. It’s about training in awareness and getting a healthy sense of perspective. You’re not trying to turn off your thoughts or feelings. You’re learning to observe them without judgment. And eventually, you may start to better understand them as well.

瞑想は、別の人、新しい人、あるいはより良い人になることではありません。それは、意識のトレーニングと健全な視点の見方を得ることです。自分の考えや感情を消そうとしているのではありません。あなたは判断なしにそれらを観察することを学んでいます。そして結局、あなたはそれらをよく理解するようになるかもしれません。

https://headspace.com/meditation-101/what-is-meditation
自分の考えや感情をそれらを観察し、理解することが出来るようになるものが瞑想だということです。

さらに、2012年、アメリカのカリフォルニア大学の研究結果によると定期的に十分な長さの瞑想を行っていると脳の情報処理速度が上がると証明されました。
https://www.gizmodo.jp/2012/03/post_10123.html

なぜ瞑想が今注目されているのか

 海外ではGoogle やApple、Facebookなどの有名な外資系企業では数年前から瞑想が導入されていましたが、近年日本でもYahoo!やメルカリといったIT系企業での導入が進んでいます。長い歴史を持つ瞑想ですが、どうして今、日本でも注目されているのでしょうか。
瞑想の持つ歴史とメリット・デメリットの観点から紐解いていきたいと思います。

瞑想の歴史

 諸説ありますが、瞑想の歴史は非常に古いと考えられています。ある説では5000年前のインダス文明の頃だと言われています。インダス文明期のモヘンジョダロで、瞑想している人の印章が見つかったと言われており、これが世界最古の資料とされています。
 皆さんが抱く瞑想に対するイメージはこの時代の印象が強いからかもしれません。今流行している瞑想は何がきっかけだったのでしょうか。
 きっかけは、ジョン・カバット・ジン教授が唱えた「マインドフルネス瞑想」だと言われています。ジョン・カバット・ジン教授はマサチューセッツ大学の教授であり、マインドフルネスセンターの創設所長として有名です。彼が唱えたマインドフルネス瞑想は、マインドフルネス瞑想を初めて医療分野に取り入れられました。また、シリコンバレーなどの西海岸を中心にAppleやGoogleやFacebookなどの有名IT企業に社員の研修や福利厚生の一環としてどんどん導入が進んだと言われています。
 マインドフルネス瞑想は5000年前の瞑想から生まれたものですが、これまでの瞑想と呼ばれるものの中で極めて宗教の色が薄いといわれており、Apple やFacebookといった多国籍で様々な宗教や国籍の人が共存する企業でも取り入れることができるようになったため急激に広まったのではないかと言われています。また、研究結果としてマインドフルネス瞑想が効果的であるという証明がされてきているのも一つの後押しになっていると言われています。

瞑想のメリットとデメリット

 これからは瞑想のメリット・デメリットを明らかにすることで読み解いていきたいと思います。瞑想はいいよ!と言われても、何がいいのか分からないですよね。正直、怪しそうとか本当に効果なんてあるの?っていう人がほとんどだとは思います。そこで、私が経験したり調べた中で知った瞑想の代表的なメリットとデメリットをお伝えします!

瞑想のメリット

 数多くの有名人も実践する瞑想ですが、一体どのようなメリットがあるのでしょうか。瞑想は既に脳と身体にとって多くのメリットがあるということが研究によっても証明されています。そこで、本記事では代表的な3つのメリットをご紹介したいと思います。

①リラックス効果

瞑想の最大のメリットとしてリラックス効果があると言われています。脳にはα波という脳波があります。α波が出ている状態の脳にはベータエンドルフィンとうホルモンが分泌されています。ベータエンドルフィンは「脳の快楽物質」と呼ばれており、心身のストレスの軽減に重要な役割を担っています。瞑想中は、脳が普段行っている情報処理を停止しているので、α波が普段よりも引き出されることで、リラックスすることが出来ます。実際に私も瞑想によってかなりのリラックス効果が得られていることを実感しています。

②ストレスの軽減

現代において私達は日常生活で想像以上に多くの情報に触れています。知らず知らずのうちに私達は多くの情報に触れることで感じているストレスを感じているのです。瞑想にはそのストレスを軽減する効果があると言われてます。毎日積み重ねることで、日々の生活で感じているストレスを軽減することが出来ると考えられているのです。

③集中力・生産性の向上

瞑想が多くのビジネスマンに実践されている理由として集中力や生産性の向上が挙げられます。無意識に生まれてくる雑念をコントロールすることが求められる瞑想は、集中力を向上をさせる効果があると考えられています。皆さんも限られた時間の中で仕事や家事など多くのやるべきことがあるのでは無いでしょうか。集中力を向上させることによって、生産性をアップすることにも繋がります。私の職場でも生産性をUPするために実際にマインドフルネス瞑想研修などもあり、多くの社員が参加しています。

瞑想のデメリット

①心が不安定なときは逆効果

瞑想はあくまで心の健康の予防効果が主になります。心が不安定なときや既に鬱病になっている方にとっては、瞑想が逆効果になってしまうことがあります。なぜなら、嫌なイメージばかりが頭に浮かんできてしまい負の循環に陥ってしまう可能性があるからです。心の状態に合わせて適切な解決策があるので、心が落ち込んでしまうときは友達と話す時間をとったり心の落ち込みの原因に関係の無い人達との時間を過ごすなどしてリラックスすることが良さそうです。
このデメリットを知った上で、瞑想を始めるのがいいかもしれません。

瞑想のやり方

瞑想と聞くと「難しい」という印象を持っていませんか?
実際に私の周りでも、瞑想をやってみたいという友人の多くは「長い時間がかかってしまうのはないか」「一人で始めるのは難しそう」という理由で諦めている人が多かったです。
 しかし、瞑想と言っても多くの種類があり、中には簡単に始められるものもあります。
本記事では、瞑想の中で近年有名になっている「マインドフルネス瞑想」についてご紹介したいと思います。

1.背筋を伸ばし、姿勢を整えて座る

背筋を伸ばして、顎を引いて座って下さい。場所は、静かな空間であれば尚良いと思います。瞑想と聞くと座禅を組まないといけないのかと思う方が多いですが、どのような姿勢でも構わないです!背筋が伸びて、姿勢よく座れる場所であれば大丈夫です。

2.目を静かに閉じる

知らず知らずの内に目からは多くの情報が入ってきています。
肩の力を抜いて、上まぶたが重力に従って自然に落ちてくるのを感じて下さい。

3.呼吸に集中する

呼吸を整えましょう。
いつも通りの呼吸ですが、新しい空気が鼻に触れる瞬間を意識して下さい。
①6秒間息を吸う
②3秒間呼吸を止める
③6秒間息を吐く
④3秒間呼吸を止める
を5回ほど繰り返して下さい。

初めて実践する人へ!瞑想のコツ

瞑想のやり方は分かりましたか?
瞑想は毎日続けることが大切です。そのためにもきちんと効果を実感できるように正しい方法で実践することも必要です。そこで、本章瞑想を実践していく上で知っておくとお得なコツをいくつかご紹介したいと思います。

1.環境を工夫する

どこでもいつでも出来ると言われる瞑想ですが、効果を実感するためには正しい環境で実践することが何よりも大切です。
自宅や職場で実践される方が多いと思いますが、静かで整った場所でないとマインドフルネスな状態になるのは難しいです。
自宅で実践する場合は、部屋の掃除をして周りをきれいにした上で騒音のない静かな環境で行うことをおすすめします。職場で実践する場合は、周りの静かな環境を確保するのが難しければノイズキャンセル機能付きのヘッドホンやイヤホンなどを利用してなるべく静かな環境を確保しましょう。

2.アプリや音楽などを利用する

瞑想の効果をより実感するためにも音楽やアプリなどの理由がオススメです。
Youtubeの10分間マインドフルネス瞑想(一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート)やmuonや寝たまんまヨガに代表される瞑想アプリの利用もオススメです。アプリや音楽の利用によって、より効果的な瞑想を実践できること間違いなしです。
https://www.youtube.com/watch?v=EIi6zNLzNAs

3.一緒に実践する友達を見つける

3日坊主の私が実践し続けることが出来た一番の要因はこの「一緒に実践する友達を見つける」ことが出来たからだと思います。でも、誰かが一緒にその場に居ると逆に集中できなくなってしまって効果が半減してしまいそうな気がしますよね。そこで私がオススメなのが、朝などの決まった時間に友達と一緒に瞑想をする時間を決めておくことがおすすめです!私の場合は朝の7時から8時の間と時間を決めて、LINEで連絡をした後8時に実践後に報告をするようにしています。

いかがでしたか?

瞑想の歴史やメリット・デメリット、やり方についてご紹介てきましたがいかがだったでしょうか?きっと興味をもたれた方も多いのではないのでしょうか。
これまで日本ではあまり馴染みがないと思われていた瞑想ですが、少しずつ日本でも流行していくと思います。
ストレス社会と言われる現代なので、忙しい皆さんの日々の生活に瞑想を取り入れてみてください。きっと今より良い心の状態が待っているはずです!明日やろうは馬鹿野郎、是非今日から瞑想を実践してみて下さい!

参考: 「おすすめ!!日本発 瞑想アプリ5選!!」|saluce
https://saluce.jp/articles/4

【レベル別】瞑想・マインドフルネスにオススメの本15選|saluce
https://saluce.jp/articles/6