マルチタスクよりもシングルタスクの方が良い理由

マルチタスクが当たり前になってはいないだろうか。1度に複数のことに一気に取り組むことが出来るのは魅力的に映る。しかし、マルチタスクはあなたの生産性に悪影響を与えることを明らかにしているのだ。


想像以上にあなたの日々はマルチタスキングに溢れている。あなたがマルチタスクをしているという意識をしなくても、テレビを見ながらInstagramを見ていたり、友達と電話をしながら残りの仕事をしていたりするものだ。

マルチタスクはオススメしない理由

マルチタスクとは、一度に複数のタスクに取り組んだり、2つ以上のタスクを短時間で繰り返し切り替えたりしながらタスクに取り組むことである。一見、2つ以上のことを同時に片付けられるマルチタスクは魅力的でメリットばかりなように感じてしまうが、実際には生産性の低下を招いてしまう。
なぜなら、集中力を切り替えるのに時間がかかるからである。厳密に言うと、シングルタスクで一つのことに集中し一つずつ終えていく方がマルチタスクをするよりも時間もエネルギーも消費しないということを意味するのだ。多くの人がマルチタスクをオススメしない理由は上記の理由だ。

マルチタスクとは常に気が散っている状態である。これは研究結果でも明らかとなっており、一点集中で作業に取り組まず、分散的に取り組むことのデメリットについては多くの人が知るところなのだ。『SINGLE TASK 一点集中術 「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる』によると、

「マルチタスクとは、さまざまなタスクに対応して『常に気が散っている』状態であり、実際には役に立っていない。一つの作業に集中するシングルタスクは『結局、何もできなかった』という日をなくすものであり、マルチタスクをやめた瞬間、生産性は10倍になる」
『SINGLETASK一点集中術 「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる』
というのだ。
タスクを頻繁に切り替えると脳に負荷が過度にかかるため、効率が低下する。結果としてミスを頻発させることや生産性の低下を招くのだ。

なぜシングルタスクをオススメするのか

前述した生産性が10倍になるというのがシングルタスクをおすすめする理由だが、それ以外にもある。

仕事に対するストレスが低減する

シングルタスクに変えることで、脳が感じるストレスレベルが低下すると言われている。
マルチタスクをすると、他のタスクに気が散ってしまいストレスを感じやすくなるのだ。シングルタスクをすることで、脳の健康状態が改善されるとすら言われているのだ。

生産性を上げることが出来る

今まで散漫となっていた集中力を一つのことに傾けられるため結果として生産性が向上するのもシングルタスクのメリットのうちの一つである。

クリエイティブな発想を得られるようになる

人間の脳はクリエイティブなことに頭を使うことが出来るはずなのにもかかわらず、マルチタスクをすることで他のことに分散してしまう。結果として、クリエイティブなことのキャパシティを割くことができなくなってしまうのだ。

シングルタスクに取り組むコツ

1.環境を整える

より生産性を高め創造的なことに集中できるようにシングルタスクをすることを強くおすすめしたい。そのための3つのコツを紹介したい。
マルチタスクはあなたが意図せずともしてしまうものだという前提を抑えておく方がいい。スマートフォンの通知音やテレビに音声、部屋に落ちているノートすらもがマルチタスクの引き金になりうるのだ。まずは、一つのタスクに集中できる環境を整えよう。気を散らすこと無く取り組み続けられる環境を整えた時点であなたのマルチタスクは避けられると言っても過言ではない。

2.Todoリストを作成する

何から取り組むべきなのかを優先順位をつけることはシングルタスクに取り組むためにもオススメだ。取り組むべき事項を全て書きだし、優先順位をつける。そして順番に一つずつ取り組んでいく。それだけでシングルタスクの習慣は身につくのだ。

3.定期的に休みを取る

今までマルチタスクをしてきた人にとってシングルタスクをすることは集中力を過度に使うため疲労するかもしれない。それはあなたが正しくシングルタスクで取り組めていることの証拠だ。タスクとタスクの間などに定期的に休憩を取ることであなたはより集中して作業に取り組むことが出来る。結果として、クリエイティブな脳の使い方につながっていくのだ。

いかがだろうか

もしあなたがマルチタスクばかりをしていると自覚しているなら、一度休んだほうがいい。
しかしマルチタスクは現代社会ではやめるのが難しい習慣であることことは間違いない。スマートフォンの普及によって普及によって、意識すること無くあなたがシングルタスクだと思いこんでいるものですらマルチタスクになっていたりしてしまうからだ。しかも、恐ろしいことに、スマートフォンやSNSは中毒性が高いため習慣を脱することの困難さを増しているのだ。
脳の習性を正しく理解して、もっと高いパフォーマンスを発揮するためにシングルタスクに移行していこう。少しずつ習慣は変わっていくだ。脳を疲労させてしまってはいけない、一生中に限られた脳のエネルギーを上手に活用することを強くおすすめする。

おすすめの書籍

『SINGLE TASK 一点集中術 「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる』

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