やる気がでないときにすべき7つのこと
朝起きて全くやる気が出ない、仕事も手につかない。そんな経験は誰しもがあるだろう。そんな時にどうすればいいのか、そんなときの解決方法を解説する。
あなたがどんなスーパーマンであろうと一度はやる気が出ず、何もしたくないと感じる瞬間はある。では何が違うのか、それは「やる気が出ない」瞬間に対処する方法を彼らは知っていて、その停滞の時間からの抜け出すことが出来るからである。
やる気はあなたが活動し続けるために重要な鍵で、モチベーションを維持し続けられるかどうかがビジネスマンとしてのレベルを分けると言っても過言ではない。過去の偉人たちや今活躍している人達としていない人たちの差は、やる気を味方につけられるかどうかなのだ。そこで、本記事ではあなたがやる気がでないときにすべき7つの方法について解説する。
1.3分だけやってみる
もしあなたがまだ何もトライすること無くやる気が出ないことに悩んでいるのであれば、まずは3分だけその仕事や勉強をやってみることをおすすめする。「やる気」とは自然に溢れてくるものではない。そもそもやる気が出ないから出来ないというのは論理的には破綻していると言っても過言ではないのだ。
東京大学薬学部の池谷教授によると、人間は行動することで脳に刺激が送られ、ドーパミンというやる気のもとになる脳内物質を分泌するようになるそうだ。どれだけあなたがやる気がなくとも3分だけ座って取り組んでみることは、意外とあなたをやる気の沼から助け出してくれるのだ。
2.仮眠を取る
一度寝てみることは気分転換によい。もしかしたら、あなたの「やる気」のなさは脳の疲れから来ている可能性があるからだ。脳の疲労は体の疲労と比べて実感しづらいため、自分ではどうしてやる気がでないんだろうというネガティブな感情が駆け巡って余計にネガティブな循環を巻き起こしてしまう可能性がある。もし、少しでも疲れが原因かもしれないと思ったら思い切って仮眠を取ってみよう。その仕事の締切が例え明日であったとしても、やる気がでないということで思い悩んで止まり続けるくらいであれば、思い切って休む方がいい結果を招く可能性が高い。仮眠の時間は深い睡眠に入ってしまわない15分までがオススメだ。眠りすぎると逆に眠気が激しくなり、仕事の効率を下げる恐れがあるため注意したほうがいいだろう。
3.軽い運動をする
デスクワークに取り組むモチベーションが湧かなければ思い切って体を動かしてみよう。適度な運動は血流のめぐりを良くし、脳を活性化する効果があると言われている。簡単な背伸びだけでなく、少しオフィスの外を散歩してみることも効果的だ。休日であれば、ジムに行って思いっきり筋力トレーニングに取り組むこともおすすめだ。ストレッチやヨガも効果的だろう。多くの人が考えているよりずっと皆さんの体と心は繋がっている。あなたの身体がアクティブになれば自然と脳も働き出すのだ。
参考: 脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方/ジョン J. レイティ
4.瞑想をする
マインドフルネス瞑想はあなたがもしやる気がでないのであれば実践してみるとよいかもしれない。一つのことに意識を傾け、マインドフルネスな状態になることは脳にとっての休息である。「脳を休息させる方法は瞑想か睡眠しか無い」と言われるほどだ。意識を一つのことに傾け、リラックス効果がある瞑想はあなたの自律神経を整えモチベーションアップに効果がある。科学的にもやる気ホルモンと呼ばれるドーパミンやセロトニンを分泌する効果があるため、ニューヨークでホワイトカラーの人達が社内プログラムの一環としてや個人の休日の過ごし方として率先して取り入れているのである。
記事引用 「日本でも注目を集める 瞑想とは」
https://www.saluce.jp/wp/articles/2
5.場所を変える
思い切って場所を変えてみることも効果的だ。人間とは単純なものでモチベーションは外的環境に大きく影響される。今その場所で全然手につかないと思っていたとしたら、カフェや違う作業スペースに行ってみよう。もしかしたらあなたは仕事中でカフェに行くのが難しいかもしれない。その時はトイレでも構わない。一度トイレに行って、気分を変えてみよう。オフィスの席に長い間座っていて何も手に付かないよりは、あなたが腹痛のフリをしてトイレに行くほうが結果的にはいいはずなのだ。もし可能であれば、カフェや外のベンチに移動して気分を変えて仕事をしてみよう。
6.やる気を高めるモノに頼る
音楽を聞いたり読書をすることであなたのやる気が湧いてくることがある。もしかしたら、過去の偉人たちの名言集を読んでもよいだろう。音楽や読書という行為自体にもちろんリラックス効果やモチベーションを上げる効果はある。しかし、ここでオススメしたいのはあなたにモチベーションを与えてくれる本や音楽を聴くことだ。そういうフックがあなたやる気を引き上げるのに一役かってくれるのだ。
7.思いっきって休む
何をしても本当にやる気が出なかれば思い切って休んでみよう。もう今日あなたは何もしなくていい。思いっきり休むのだ。休むことも大切な仕事の一つであり、今日休むことで明日以降また頑張ることが出来るかもしれないなら仕事を一回忘れて思いっきり仕事と関係のないことをするのだ。友達やパートナーと買い物に出かけるのもいいだろう。一切仕事のことを考えなくなるくらい、違う環境に身をおいてみる。それも「やる気が出ない時」から脱出する立派な方法のひとつなのだ。
特に過去の偉人達や成功している起業家たちはこの時間軸の大切さをしっている。何年間も挑戦し続けることが求められるため、毎日頑張り続ける力と同様に一日上手に休息を取る力も大切なスキルのひとつだ。
さいごに
もし本当にやる気が起きないのであればあなたはやるべきではない。脳はあなたが思っているよりもずっと正直で、脳が休むべきだと判断しているのだ。
そんな披露した状態にどれだけあなたが頑張るべき理由を説かれたとしても無意味だ。その時は思い切って休むことをおすすめする。
根性論で我慢してひたすらやり続ければいいという考え方はもう古い。正しく人間の脳の性質を理解したうえで、「やる気が出ない」時からのあなたなりの脱出する方法を身に着けてほしい。
やる気は敵になればあなたの足を引っ張り、味方になればあなたの背中を押し続けてくれるのだ。そしてデキるビジネスマンはいつもやる気を味方につけているのだ。
参考: 「9 Strategies for Boosting Motivation When You’re Depressed」
https://www.healthline.com/health/depression/depression-motivation-tips
【レベル別】瞑想・マインドフルネスにオススメの本15選
https://www.saluce.jp/wp/articles/6
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なぜ、あなたのやる気は続かないのか 誰も気がつかなかった習慣化の法則/平本 あきお
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