数字に強いとは?仕事が出来るビジネスパーソンになるための基礎知識
ビジネスにおいて数字はつきものだ、営業でもマーケティングでも数字はつきものだ。学生時代の数学とは求められるものは変われど、数字に強くなるとビジネスパーソンになれるきっかけになる。
数字に強いとはどういうことなのか
「数字に強くなれ」と上司は言うけれど数字に強いとはどういうことなのだろう。おそらくビジネスに於いての「数字に強い」という言葉の意味が数学で難しい問題が解くことが出来ることではないことは理解できるだろう。
ビジネスにおいて、数字に強いというのは「その数の意味がわかる」ということだ。 例えば、あなたの勤める企業の決算資料を見た時にあなたは「あなたの会社の財務状況は健全かどうか」が判断出来るだろうか、こういうジャッジが出来るかどうかがビジネスにおいての数字に対しての強さを示しているのである。マーケティングにおいても営業においても同じである、その数字がどういう意味を持つのかを理解できる人が数字に強いひとと言えるだろう。 数字に強い人は世の中にあまり多くないのが実情だ。しかし、今やどの仕事においてもデータが重視され、従来の勘と経験と度胸に頼っていたあらゆる手法が数字ベースで意思決定をする方法に変わりつつあるのだ。 決して高い計算力を持っている人ではない。ビジネスに於いてあなたに関連する数字が持つ意味、背景が分かっていさえすればいいのだ。
数字に強くなるにはどうしたらいいのか
数字に強くなるにはどうしたらいいのだろうか。 多くの人が数字に強くなることの重要性には気づいていても、方法を知らない。そこで、どうやったら数字に強くなることが出来るのか2つの方法がある。
1.目標を数字で設定し、数字ベースで振り返る
日々のあなたの目標設定と振り返りを感覚で行っていないだろうか、それでは数字に強くなるには程遠い。まずはあなたが普段目指しているゴールを数字で設定し、現状の状態も数値で書き出してみよう。あなたが営業であるなら、受注件数/営業件数/アポイント獲得数 まずはその程度で構わない。数字で記録してみよう。
2.今まで定性的に見ていたものを数字に置き換える
これまで数字として測っていなかったモノを数字に置き換えて考えてみることも一つの訓練方法だ。出来るビジネスマンは全ての指標を数値に置き換えて考えられることが出来る友いわれているのだ。
あなたにとってはおそらく2つとも簡単そうに見えるだろう。 「なんだそんなことか、それくらいならいつでも出来るじゃないか」と思うかもしれない。しかし、何事も習慣化するのが難しいのだ。だから、あなたの職場では上司から部下への自戒を込めたような「数字に強くなれ」という言葉がいつになっても飛び交っている。日々の習慣に落とすことで初めて人は日々の業務に活かすことが出来るようになるのだ。
さいごに
映画アルキメデスの大戦で天才数学者の主人公櫂 直はこういう。 「数字は嘘をつかない」 現代にビジネスにおいても同じような考え方は根付いてるのだ。インターネットの発達によって、ビジネスにおけるあらゆる施策が数字ベースで意思決定されてきているのは事実だ。 一人のビジネスマンとして数字に強くなれることに越したことはないだろう。まずはあなたの関わるプロジェクトに関係する数字からスタートだ。 「あなたが数字に強いらしい」という噂はあなたへの社内からの期待も信頼もずっと変わるだろう。数字に強くなるのは仕事が出来るビジネスマンへの第一歩なのだ。細かなテクニックについてはまた説明することにしよう。