挫折しないための、筋トレを続ける工夫
何事も継続してコツコツとやっていくことは難しい。それは筋トレも同じだ。理想的な身体を目指しつつ、ついついサボってしまいがち筋トレを続けるために、NGなポイントや意識しておきたいことを紹介していく。
筋トレの継続は思ったよりも難しいものだ。理想的な体となることを目指して一念発起し、勢いよく始めたものの、一週間もたつともうやらなくなっている、なんてこともある。
しかし、筋トレというのは継続してこそ効果が期待できるもの。数回思い立ったように負荷の高いトレーニングを行うよりも、きちんと継続することの方が多くの結果を期待できる。
そこで今回は、筋トレを挫折しがちな理由や、継続のための工夫、筋トレを継続することで期待できる効果などを紹介していく。
しかし、筋トレというのは継続してこそ効果が期待できるもの。数回思い立ったように負荷の高いトレーニングを行うよりも、きちんと継続することの方が多くの結果を期待できる。
そこで今回は、筋トレを挫折しがちな理由や、継続のための工夫、筋トレを継続することで期待できる効果などを紹介していく。
目次
無計画に初めてしまう
筋トレを始める当初は、誰もが熱意とやる気に満ち溢れているものだ。しかし、残念なことに、人間の感情というのは、長くは持続することはない。筋トレをやろうと思い立った気持ちも、2, 3日もすれば大抵は冷めてしまう。よっぽどの理由がない限り、情熱だけで筋トレを続けることは難しいのだ。
続ける方法は人それぞれやり方があるにせよ、ここでは、筋トレの継続に挫折しがちな一般的なNGパターンを紹介していく。
筋トレの継続はこれが理由で挫折する
やりがちなのが、「今日から腹筋、腕立て伏せ、スクワットを50回やろう」というような目標を立てること。もちろんそのやる気は大いに褒められるべきだが、これでは続けにくい。というのも、このやり方にはいくつかの問題があるからだ。
何を鍛えたいのかが不明確
一つは、とりあえず知っている筋トレを挙げてみたものの、何を鍛えたいのか、が不明確であること。結局どこを鍛えたかったのか?となってしまうと、続けるモチベーションは下がってしまう。また、鍛える部位を意識しながら筋トレをすることで効果が上がることも証明されているが、それも期待できなくなってしまう。
妥当性のあるメニューではない
なんとなく、回数をこなした方が筋トレの効果が出そうなため、50回といった数字を設定しがちではないだろうか。しかし、筋肉の超回復の仕組みを考えると、むしろ高負荷で、少ない回数で限界が来るような鍛え方の方が、筋肥大には効果がある。正しい知識を持つことから初めて、それに沿った自分にあったメニューを実践したい。
一回のトレーニング量が多すぎる
なかなか継続して筋トレをできていない中で、久々にトレーニングをする時間があると、やっていなかった分を取り返そうとやりすぎてしまうもの。しかし、なかなか億劫で普段できない上に、追い討ちをかけるように、一回一回のトレーニングの内容ををきつくしてしまうと、余計に筋トレをやるハードルが上がってしまう。きついトレーニングはその一回分の達成感はあるものの、長期的に見れば、しっかりと続けられる内容で行うことが合理的だ。
気負いすぎてしまう
決めたことを少しでも達成できないと、気になってしまう、という気負いすぎてしまうタイプの人も習慣化には苦労するかもしれない。
仕事や用事が入ってしまい、どうしてもいつも通り筋トレをできない事情があることもある。そんな時には、柔軟に短時間でできる短縮したトレーニングに切り替えても構わないの。時には仕方がない、と思い直すことも重要だ。完璧を求めすぎずに、自分にあった方法で継続して行けると良い。
仕事や用事が入ってしまい、どうしてもいつも通り筋トレをできない事情があることもある。そんな時には、柔軟に短時間でできる短縮したトレーニングに切り替えても構わないの。時には仕方がない、と思い直すことも重要だ。完璧を求めすぎずに、自分にあった方法で継続して行けると良い。
筋トレを続けるための工夫
筋トレをなかなか続けられない原因をここまで紹介してきたが、ここからはどうしたら筋トレを続けられるか、という工夫を紹介していく。基本的には、上で紹介したような、挫折に繋がることの逆を意識して行うと良い。
目標を明確にする
筋トレで何より大事なことは、動機を明確にすることだ。
モテたいのか、腹筋を割りたいのか、あるいは健康のためにある程度引き締まった身体を手に入れたいのか、きっかけは 人それぞれあるだろう。
モテたいのか、腹筋を割りたいのか、あるいは健康のためにある程度引き締まった身体を手に入れたいのか、きっかけは 人それぞれあるだろう。
重要なのは、自分はどんな状態を目標にして、どこの筋肉を鍛えるのか、ということを、明確に意識しておくことだ。
それによってモチベーションの維持ができるかは大きく変わってくる。
生活に組み込む
目標が明確になったところでもう一つ重要なのは、筋トレをすることを生活のスケジュールとして組み込むことだ。
時間が空いたらやろうと思っていても、実際にそれで継続してできることは稀だ。そのため、仕事前や仕事の終わりなどで一週間のうちいつやるのか、を決めておき、その日は早起きしたり、少し早く帰ったり、というようにしたい。
筋トレはジムで行う場合と、家で行う場合とがあるが、どちらにせよ、この日は筋トレの日、というのを設けておくことが、続けるためのポイントだ。
時間が空いたらやろうと思っていても、実際にそれで継続してできることは稀だ。そのため、仕事前や仕事の終わりなどで一週間のうちいつやるのか、を決めておき、その日は早起きしたり、少し早く帰ったり、というようにしたい。
筋トレはジムで行う場合と、家で行う場合とがあるが、どちらにせよ、この日は筋トレの日、というのを設けておくことが、続けるためのポイントだ。
トレーニングメニューまで決めておく
筋トレをする日を決めておいても、いざやる時になって、どんな筋トレをやるかその度に考えることは、手間になる。特に、どの部位を鍛えるのかを決めている場合には、その周囲の部位も含めてバランスよく鍛えることができるメニューを、1週間ペースなどであらかじめ決めておくのが良いだろう。
筋トレを継続すると期待できる効果
ここまで、筋トレを継続する方法を紹介してきたが、最後に筋トレを長期的に継続することで期待できる効果を紹介する。いずれも、すぐには効果が出ないが、継続することで体そのものを良い状態に作り変えることができる。
健康的な身体づくり
筋トレ単体でも、運動を継続して行っているから健康的とも言えるが、合わせて食事にも気を使うことで、より健康的な身体を作ることができる。筋トレと相性が良いタンパク質をベースに、脂質や糖質を抑えた食事を取ることで、筋肉がつきやすく、引き締まった身体を作ることに繋がるのだ。結果的に生活習慣病などにもなりにくい、健康的な身体状態を保つことができる。
基礎代謝をあげられる
筋トレを行うことで、筋肉量が増えるが、それは見た目だけでなく、基礎代謝の向上にも大きく関係する。というのも、筋肉は身体でも多くのエネルギーを消費して、熱を生み出す部分である。そのため、筋肉量が増えることで、エネルギー消費量は自然に上がり、痩せやすく太りにくい身体になるのだ。
成長ホルモンの分泌
筋トレを行うことで、成長ホルモンの分泌が増加することも明らかになっている。成長ホルモンは、皮膚の状態や、骨・筋肉の形成/維持、他にも疲労回復など、あらゆる身体状態に影響するホルモンである。
この成長ホルモンは加齢と共にその分泌が減少していくが、筋トレを行うことで、ホルモンの分泌を増大させることができるのである。
テストステロンの分泌
モテホルモンとも言われるテストステロンをご存知だろうか。
骨・筋肉の形成や、せいよくのコントロールなどとも関わり、分泌が多いほど男として魅力的と言われるホルモンである。このホルモンも成長ホルモンと同様に筋トレによって分泌を増大させることができる。
骨・筋肉の形成や、せいよくのコントロールなどとも関わり、分泌が多いほど男として魅力的と言われるホルモンである。このホルモンも成長ホルモンと同様に筋トレによって分泌を増大させることができる。
まとめ
いかがだっただろうか。
筋トレ、というのは続けることで大きな効果が出る反面、継続が難しく途中でやめてしまうことも多いトレーニングである。
しかし、毎日積み重ねることで着実に目標とする状態に進んでいけるのだ。こと、筋トレに関しては、正しい知識を元に行えば、努力が裏切られることは絶対にない。健康的で魅力的な身体を手に入れるために、ぜひ筋トレを継続していって欲しい。
筋トレ、というのは続けることで大きな効果が出る反面、継続が難しく途中でやめてしまうことも多いトレーニングである。
しかし、毎日積み重ねることで着実に目標とする状態に進んでいけるのだ。こと、筋トレに関しては、正しい知識を元に行えば、努力が裏切られることは絶対にない。健康的で魅力的な身体を手に入れるために、ぜひ筋トレを継続していって欲しい。